北陸銀行、北海道銀行、富士通が生成AIを活用する銀行業務の実証実験を共同で行う

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北陸銀行、北海道銀行、そして富士通は、銀行業務に生成AIを活用する実証実験を2023年8月から10月までの予定で共同で行うことを発表しました。この実証実験では、行内の問い合わせ対応や各種業務書類の文書生成、プログラムの作成などに生成AIを活用します。 具体的な業務内容としては、行内の業務規定や取扱商品ごとの規約の問い合わせ対応、法人の融資における行内説明・決裁文書作成支援や校正、プログラムの作成やテストデータの作成、プログラム内のバグ検知と修正方法の提示などが予定されています。 この実証実験を通じて、3社は銀行業務における生成AI活用の有効性やその正確性、効率性、実効性を検証する予定です。使用される生成AIは、富士通がAIプラットフォーム「Fujitsu Kozuchi（code name）-Fujitsu AI Platform」を通じて提供する対話型生成AIコアエンジンです。 今後、検証結果に基づき、北陸銀行・北海道銀行での利用が想定されるシーンを定め、実業務での適用を目指し、両行内に生成AI環境を構築した実証につなげていく予定である。